2008年06月01日

再始動!

さんざん、悩んだが再始動してみる事にする。
現在、稼動しているblogは、これで計5つになる。
内、3つはコレを含め、連動中。
1つは若干近い形をとり、もうひとつは全く違う形を擁し、連動もしていない。
5つの人格(正確には3つ?)を操るのは、結構疲れる。
潰したsiteは数知れず。
細々と、のんびりやっていくようにする。



時代の流れが、100年ほど止まっているお宅がある。
とはいえ、その兄妹は80歳前後だが・・・・・
以前はかなりの勢力を誇ったその家柄は
今でも、その兄妹の中に生きている。

地域の中心に存続するその家は、時代の流れから取り残されたようにも感じる。
その昔、歓楽街だったその場所は今はひっそりとしている。
兄妹はその時代のまま、今も生活している。

「お殿様」と呼ばれる兄は、幼少期の高熱が原因で精神発達遅滞
妹はその発熱を、自分が出生したドタバタの中で見落としたせいだとされ
その介護に長年当たってきた。

「おう、なんだおめぇか!」
訪問すると威勢のいい声が返ってくる。
と、言っても私の顔など覚えてはいない。誰が来てもそういうのだ。
「いいかげん、たいがいにしてほしいよ。いつまで生きる気だ!」
その横で、妹が怒鳴る。
高貴な家で、知的障害になり、「お殿様」と言われてきた兄は
パンパン
と、拍手ひとつで妹を呼ぶ。まるで女中を呼ぶようだ。
生活リズムもメチャクチャ。
昼頃おきて、好きなものしか食べない。
チキンラーメンとヨード卵ひかり 1日2食。
たまに3日3晩眠り続け、「俺に何も食わせてない。」と暴れる。
失禁したままの状態で、畳も布団もグチャグチャ。
私の靴下までグチャグチャ。
「交換してやるって言ってるのに、聞かねぇんだよ。この殿は!」
と、妹が捨てゼリフ。
薬の管理も出来ないが、手元にないと暴れる。
主治医も、「もういいです。多量に飲んでも構わない位の微量ですから・・・・・」
と、言う。
「だったら、いっそのこと服薬なくしたらどうですか?」
と聞くが
「いや、それがないと通院さえしなくなっちゃうでしょ?あの兄妹。」
と、ごもっともな意見。

日頃の様子や、介護状況について聞く私の顔を横からジーっと眺めながら
「まったく、そんなに見つめるなよ。」
と、昔の時代にスリップしてしまう。
「俺の心を鷲掴みにしやがって。ワリィ女だおめぇは。」
「芸者に惚れちゃいけねぇって、相場が決まってんだ。」
「ん?俺の何が欲しいんだ?え?この野郎。」

・・・・・と、自分の世界に入り込み、私の手の甲に延々チュッチュッと繰り返す。

「あ゛〜〜〜〜〜!!!悪い口だなぁ!」
と、訴える私。
「芸者、いっぱい来てたから、そのつもりなんだべ?」
と、妹。
・・・・・そんなの関係ねぇとばかりに、繰り返す兄(利用者)。

仕方ないなぁ・・・・・としか思えない。

百花繚乱。

歓楽街の中心地。どんな時代だったのか?
色がなければ、生きてもいけぬ。


posted by 木下小櫻 at 15:00| Comment(0) | 堕天使 (介護保険時代) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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